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DRAG-ON DRAGOON
ジャンル アクションRPG
対応機種 プレイステーション2
開発元 キャビア
発売元 スクウェア・エニックス
人数 1人
メディア DVD-ROM
発売日 2003年9月11日 (JP)
価格 ¥6,800 (JP)
対象年齢 CERO:D
  

ドラッグオンドラグーン』は、2003年9月11日スクウェア・エニックスから発売されたプレイステーション2アクションRPG

概要 編集

マルチエンディング方式を採用したアクションゲーム。合計5つのエンディングがあり、さまざまな条件を満たすことで見ることができる。

主人公カイムとその契約者、レッドドラゴン、そして旅の仲間の契約者達を操作して物語を進行させる。プレイスタイルはストーリーモードである物語選択とフリーミッションに分けられ、クリアしていれば同じストーリーを何度でもプレイできる。また、ステージにはバトルスタイルが3種類ある。以下に記述。

地上戦
地上の敵の殲滅戦。カイム、契約者で戦うことができる。カイムは武器を武器スロットに入れておくことでそれらを使い分けることができ、武器による攻撃と武器に秘められた魔法で敵を殲滅していく。また、武器はその武器で倒した数がそのまま経験値となり、最大で4レベルまで強化できる。武器の中にはレベルによって外見が変化するものもある。
契約者はステージ開始前に選択した1人を3回まで召喚することができ、召喚すると体力ゲージが制限時間ゲージに変わる。ゲージは時間経過、攻撃を受ける、魔法の発動で減っていき、0になるとカイムに戻る。
低空戦
レッドドラゴンで地上の敵を焼き払う。地上戦でカイムを操作している時のみ切り替えられる。攻撃は爆発を起こすファイアーボールと、魔力ゲージ1本を消費して放つ全方位ブレス。通常の敵には反撃されずカイムが走るより速いなどの利点があるが、ドラゴンの攻撃は全て魔法扱いのため、魔法反射属性の敵にはほとんどダメージを与えられず、反射攻撃や弓兵の攻撃を一定以上受けるとカイムが落ちて強制的に地上戦になる。契約しているため、カイムとドラゴンは体力を共有している。
空中戦
帝国が開発した空中兵器や、手先となったモンスターとの戦い。使用できるのはレッドドラゴンのみ。攻撃方法はファイアーボールに加え追尾するファイアーブレス、魔力ゲージ1本を消費して前方に無数の追尾レーザーを放つ大魔法攻撃である。上空戦ではロックオンサイトが表示され、上下方向の移動も加わった三次元戦闘となる。

2005年6月16日に続編の『ドラッグオンドラグーン2 封印の紅、背徳の黒』がスクウェア・エニックスから発売された。Aエンディングをベースに他のエンディングを混ぜたものであり本作品のどの結末とも完全には連続していない。

2010年4月22日に続編の『ニーア レプリカント』がスクウェア・エニックスから発売された。こちらはEエンディングからの続編とされるが作中では殆ど触れられない。

スクウェア・エニックスアルティメットヒッツシリーズ3周年記念企画として再発売が決定した。

キャッチコピーは『抗え、最後まで。』

テンプレート:ネタバレ

プロローグ 編集

遥か遠い昔。まだ大空にドラゴンが飛んでいた時代に、世界を二分する大きな戦いが起こった。世界のバランスを保つ最終封印である女神を有する『連合軍』。そして女神への信仰を否定し、謎の宗教組織『天使の教会』を妄信する新興勢力『帝国軍』との間で激しい戦闘が幾度も繰り広げられていた。そんな終わりの見えない戦いの中、一人の男が赤き竜に出会う。そしてこの出会いによって運命の歯車は少しずつ動き始める。

契約 編集

契約とは、人間と、人間以上の力を持つ種族やドラゴン、精霊などのモンスターが互いの心臓を交換することで成立する。契約が成立すれば運命共同体となり、片方が傷ついたり死んだりすれば契約相手も傷つき命を落とすこととなる。また、契約者は「声」と呼ばれる一種のテレパシーを使えるようになる。この「声」はエルフやフェアリーなども使うことができ、劇中では神官長ヴェルドレが離れたカイムたちに女神の保護を申し出たり、エルフやフェアリーの悲鳴が「声」となって封印崩壊を伝えた。カイムは契約により肉声を失っているので、この「声」か、レッドドラゴンに代弁してもらっている。

契約した人間は自分にとって最も大切な身体機能を一つ失い、その場所に契約紋章が浮かぶ。そして契約相手の力を手に入れ、通常よりも遥かに強靭な肉体や、武器に秘められた魔法の発動などといった超常の力を手に入れることができる。

モンスターは脆弱な人間の力など得ても何も変わらないが、自らの「負の心」を契約相手の人間に吸収させ、自分の生命体としての格を上げることができる。そのため契約した人間は膨れ上がった「負の心」に耐え切れず、心が壊れてしまう場合もある。しかし、そういった打算抜きでも、モンスターは人間が持つ本能やエゴ、コンプレックスといった強い「負の心」に理屈抜きで惹かれる性質がある。

キャラクター 編集

カイム 年齢・24歳、AB型
- 池畑慎之介
復讐に生きる本作の主人公。元はカールレオンという小国の王子だったが、18歳の誕生日に両親を帝国軍のドラゴンに殺され、復讐のため連合国軍に身を投じる。本作に登場する「女神」は、唯一の肉親である妹のフリアエである。戦争の最中、レッドドラゴンと契約して強大な力を手に入れ、代償として「声」を失った。紋章の位置は舌。
幼馴染みのイウヴァルトと共に父ガアプから剣を学び、幼少時より文武に秀でる。剣以外にも槍、斧、杖など長得物全般を使いこなす。
続編にも登場。ある目的をもって、世界の五つの封印を破壊するために行動する。
テンプレート:要出典範囲。綴りも同じ。
同社開発の『LORD of VERMILION』にもver1.1「神々の離反」に亜人種として登場している。左目健在の若々しい姿で、腰から一対の黒い翼が生えている。衣装も変更された。イラストにはレッドドラゴンも共に描かれている。
レッドドラゴン
声 - ピーター
一万年以上生きた竜の末裔。聡明で誇り高い自信家。瀕死の状態でカイムと出会い、その強い生存欲求に惹かれて契約を交わした。物語の進行に伴い形態が変化し、C - Eエンディングでは「カオス」形態となる。戦いの中でカイムとの間に確かな感情が生まれ、その繋がりは世界を救う鍵となった。
性別は資料により雌と記されていたり、単性生物であり性別は存在しないとされていたりする(取扱説明書には「単一性(雌)と記載」)。名は「アンヘル」。Aエンディングで初めて明らかになる。綴りは「Angel」、天使の意である。
同社開発の『LORD of VERMILION』にもver1.1「神々の離反」で魔種として登場。第三形態に改変を加えた姿で、カードイラストはカイムとのツーショット。
フリアエ 年齢・19歳、B型
声 - 初音映莉子
カイムの妹。14歳のとき前女神アシラが亡くなると、次代の女神に選ばれた証である「オシルシ」が体に出現した。以来、最終封印たる女神の役目を継ぐことを余儀なくされた。実兄であるカイムに禁じられた想いを寄せている。自由がきかず、ひたすら封印の苦痛に耐え続ける身の上に絶望し、内心で世界の崩壊を願っている。天使の教会に攫われ、救出に現れたカイムの前で心の内を暴露され、その場で自殺した。ちなみに「オシルシ」の出現場所は女性器である。
テンプレート:要出典範囲
イウヴァルト 年齢・20歳、A型
声 - 唐沢寿明
カイムやフリアエの幼馴染。貴族の出で元はフリアエの許婚であったが、フリアエが女神に選ばれたことにより婚約は破談となった。カイムに対する強い劣等感と、フリアエを守りたいという思いから力を渇望し、カイムらの両親の仇であるブラックドラゴンと契約する。紋章の位置は「首」、契約代償として「歌」を失う。精神的に弱い一面があり、追い詰められると一人称が「俺」から「僕」に変わる。フリアエの死後も執着心は薄れず、ルートによっては世界を崩壊へと導くある決断を下す。
続編では、彼とフリアエ、再生の卵に関わるキャラクターが登場する。
ブラックドラゴン
イウヴァルトと契約した竜。凶暴な種で人間を捕食することを好む。カイムらの祖国カールレオンを襲撃したのがこのブラックドラゴンであり、能力はレッドドラゴンに匹敵する。小説版では、このドラゴンの姿こそが、やがてレッドドラゴンの行き着く「カオス」形態であるとされている。血の記憶に忠実で、人間の淘汰を目指して行動する。
このブラックドラゴンが、次回作『ドラッグオンドラグーン2 封印の紅、背徳の黒』で主人公と行動を共にするドラゴン「レグナ」である。
レオナール 年齢・32歳
声 - 山寺宏一
森の奥で隠者のような暮らしを送っていた壮年の男性。とある理由で家を離れていた間に帝国軍の襲撃により、弟たちを殺され絶望のあまり自殺を試みるが果たせず、その場にいたフェアリーとの契約を受け入れてしまう。「戒めの塔」という槍を操る。幼い男児を好む「ペドフィリア」であり、己の嗜好を汚らわしいものと感じるなど被虐嗜好の持ち主でもある。契約の代償は「視力」、紋章の位置は眼球である。視力を失っても敏感に周りを感じ取ることができる。
続編には登場しないが、あるサブイベントと「戒めの塔」の武器物語に、彼のその後についての言及がある。
テンプレート:要出典範囲
同社開発のLORD of VERMILIONにもver1.1「神々の離反」で魔種として登場。下半身は蜘蛛のような姿になっている。
フェアリー
声 - 宮村優子
レオナールと契約を結んだ妖精。愛らしい容姿をしているが、妖精族の例にもれず毒舌家であり、皮肉や暴言などが絶えない。彼の種族は封印の一つ「空気」を祀る神殿を守護していたため、帝国軍に襲撃されて壊滅した。
アリオーシュ 年齢・24歳
声 - 林原めぐみ
帝国軍の捕虜収容所に囚われていたエルフの女性。サラマンダーウンディーネという二体一対の精霊と契約し、代償として「子宮」を失っている。紋章の位置は下腹部。様々な欲求を増幅させる呪いの大鎌「悲しみの棘」を操る。目の前で夫と子供を帝国軍に殺され精神を病んだ彼女は、子供に深い執着を示し、子供を捕食するなどの「カニバリズム」に変貌する。その行為は、彼女にとって子供を自分の体内に入れて守るという意味付けがされていたようである。
テンプレート:要出典範囲
同社開発の『LORD of VERMILION』にもver1.1「神々の離反」で海種として登場。武器は持たず、露出度の高い妖艶な衣装に変わっているが、原作同様の狂気を秘めている。
ウンディーネ・サラマンダー
実体を持たない精霊と呼ばれる種族で、風のシルフ、地のノームと並ぶ四大精霊である。実体がないために性別は無いが、ウンディーネは清楚な女性的な人格を持ち、サラマンダーは厳格で男性的な人格を持つ。親子という概念を解さない彼らは、子供という不可解な存在に執着するアリオーシュの狂気に惹かれて契約を結んだ。
セエレ 年齢・6歳
声 - 村上想太
母親の愛を一身に受けて育った、美しい金髪の少年。ゴーレムを操る民がいるという石の隠れ里に生まれた。武器は「勇者のナイフ」。ゴーレムと契約し、代償として「時」を失ったため、永遠に肉体の成長が止まっている。紋章の位置は顔や頭を除く「全身」。「ちいさな勇者様」という絵本に登場する騎士に自らの境遇を重ねており、契約の代償をむしろ気に入っている。嫌われるのを避けるため常に「良い子」を装い、表面的な奇麗事を言う。妹のマナを探すためにカイムらに同行する。
一種のパラレルワールドである続編『ドラッグオンドラグーン2 封印の紅、背徳の黒』では、神官長ヴェルドレに保護されている。ヴェルドレがカイムに殺害された後、遺言により神官長の座を継いでいる。
テンプレート:要出典範囲
ゴーレム
岩の塊が生命を吹き込まれて動き回れるようになったモンスター。思考能力が乏しいため、セエレの母に請われるままにセエレと契約を結んだ。ゴーレムは魔術によって作られた人工的なモンスターで、主である魔術師に絶対服従の身であり、感情などは持っていない。しかし、セエレと契約したゴーレムには主がおらず、またセエレを労わるなど、感情を備えているかかのようにも見受けられる。
ヴェルドレ 年齢・72歳
声 - 家弓家正
女神の世話係である神官長をつとめ、唯一女神と話すことを許された存在。かつて戦場にいたころにドラゴンと契約し、代償として「全身の毛」を失う。契約したドラゴンは既に石化し、ヴェルドレ自身が戦場に出向くことは無い。聖職者然とした善人を装うが、己の身が危うくなると、臆病で保身的な本性が露になる。紋章の位置は頭部から背中にかけて。ヴェルドレの契約相手は終盤でボスとして登場するエンシェントドラゴンと同種だが、契約の代償が他の契約者と比べて極端に軽い理由は、契約後すぐに石化するほど年老いたドラゴンだったためである。
本作Aエンディングをベースとする続編で、レッドドラゴンを狂気に陥れた張本人でもある。最終封印となったレッドドラゴンを無力化するべく従来の封印制度改変を目論み、カイムに惨殺される。
テンプレート:要出典範囲
マナ 年齢・6歳
声 - 山下夏生 / 郷里大輔
帝国軍を操る「天使の教会」の司教。セエレの双子の妹である。実母から虐待を受けて育ち、母親の愛情を独占していた兄セエレを激しく憎んでいる。母親に捨てられ虚脱状態になった彼女は、人類を粛清しようとしていた神の依り代とされた。マナ本来のものである幼い少女の声に、時折「「神の声」が混じる。
第二作のヒロインは彼女。戦争終結後、カイムに連れられ、自らの罪業が残した影響を見て回る贖罪の旅に出たが、ある出来事がきっかけで記憶を失い、再び封印の破壊を目指すこととなる。


エンディング 編集

5種類あるエンディングをここでは分岐順にA - Eと呼称する。

Aエンディング
通称:アンヘルED
最終封印である女神フリアエの死亡により、世界は崩壊の危機を迎える。人間を見下していたはずのレッドドラゴンは、世界ではなくただカイムのために自ら封印になることを申し出る。儀式の最中、涙を流すカイムを見てドラゴンは初めて自らの名を名乗り、空へと消えていった。
フリアエとが死亡、イウヴァルトは消息不明、カイム、マナ、セエレ、ヴェルドレは生き残っている。アンヘルは封印となったが死亡してはいない。戦争は終結し、神も帝国軍もない世界が訪れる。一周目では必ずこのエンディングとなる。
ドラッグオンドラグーン2 封印の紅、背徳の黒』はこのエンディングをベースに、アンヘルが女神の役目を継いだ世界の18年後が舞台となるが、後述のBエンディングの要素も若干加わっている。
Bエンディング
通称:フリアエED
事切れたフリアエの復活を願い、イウヴァルトはその亡骸を「再生の卵」に入れた。しかし、卵の中から蘇ったのは異形となり果てた復讐の女神フリアエであった。イウヴァルトは復活したフリアエの触手に貫かれて絶命する。
カイムとレッドドラゴンが異形となったフリアエを倒すも、世界中に出現した再生の卵が一斉に孵化し、無数のフリアエが空を埋め尽くした。その後のカイムとレッドドラゴンの生死については明確な描写がなく、両者が共に生存している可能性が残されている唯一のエンディングでもある。
続編にはこのエンディングの要素も取り入れられている。続編『ドラッグオンドラグーン2 封印の紅、背徳の黒』の主人公は、イウヴァルトとフリアエの亡骸が再生の卵により融合して生まれた「真人類」という設定である。
このエンディングでのみ、本作の主題歌『尽きる』がスタッフロールのBGMとして使用されている。なお、歌っているのはフリアエの声優である初音映莉子である。
Cエンディング
通称:カオスED
劣等種を淘汰する『血の記憶』に支配されたドラゴン達は、洗脳していたマナさえも殺して人類への攻撃を始めていた。再生の卵を前にしたアンヘルもまた神の僕たるドラゴンの本能に支配され、カイムに契約の終了を告げる。両者は闘うことになる。
激しい戦いの末にアンヘルを殺したカイムは、一刀の下再生の卵を破壊する。建物が崩壊を始め、人類を滅ぼさんとするドラゴン達が咆哮を上げる中、カイムは戦いの悦びを胸に光の中へと消えた。
Dエンディング
通称:セエレED
神の具現である司教マナが殺された事により、世界は『神の理を越えた』変貌を遂げる。
天は紅く染まり、巨大な乳児の外見をした『敵』と、さらに巨大な妊婦の姿をした『母体』が降り立つ。『おおいなる時間』を歪める敵を相手に世界を救えるのは、契約で『時間』を失ったセエレだけとなった。最後の希望を賭して、アンヘルはカイムとセエレを背に母体を目指して飛ぶ。セエレは母体の上に降り立ち、その腹部に身を横たえた。アンヘルの体に無数の『敵』が食らいつき、主の手を離れたカイムの剣が宙を舞って落ちていく。再び日の光が差した大地には、全ての『敵』と『母体』を封じ、時を停めた黒い山が天高くそびえたっていた。
主要キャラクターであるカイム、アンヘルの他、レオナール、アリオーシュ、セエレなど操作可能な契約者達全員が死亡する。ヴェルドレについては明確な描写はなされていない。フリアエとイウヴァルトは空中要塞の崩落に巻き込まれる描写がある。
Eエンディング
通称:新宿ED
カイムとアンヘルは『母体』を追って時空の狭間を抜け、異世界新宿の上空に出現する。新宿の地に降り立った『母体』は、滅びの歌を歌い始める。
戦闘の末に母体を倒し、世界を救ったカイムとアンヘルだったが、異世界では正体不明の飛行物体と認識され、戦闘機に撃墜された。カイムはミサイルにより死亡、アンヘルも契約のため共に死を迎えることとなる。その遺体は東京タワーに突き刺さった。
スタッフロールでは、平穏を取り戻した東京の生活雑音がBGMとして流れる。
クリア後にフリーミッションとして『新宿』(上空戦)が追加される。
これは自衛隊F-15戦闘機5機との戦闘で、勝利すると『???』という名称のドラゴンが、フリーミッションの上空戦限定で使用可能になる。強力な誘導ミサイルとドラゴンを超える速度を持ち、外観は飛行機だが、左右の平行移動や180度ターンなど、ドラゴン同様の挙動が可能。カイムは操縦席には乗らず、キャノピー前方に跨っており、このドラゴンを使用していると時折マナの歌声が聞こえることがある。
本作と同スタッフにより手がけられ、2010年4月22日に発売された『ニーア』はEエンディングより1000年以上未来のこの世界が舞台である[1]
カイムとアンヘルを撃墜した戦闘機に乗っていたパイロットのコードネームは「スカーフェイス」であり、これは、本作と同スタッフが製作し、1995年に発売された『エースコンバット』の主人公のコードネーム、および1997年に発売された『エースコンバット2』の主役の部隊名と一致している。しかし、その「スカーフェイス」が『エースコンバット』の主人公かどうか、また『エースコンバット2』の主人公であるコードネーム「スカーフェイス1」と同一人物であるかどうかは描写されていない。

用語 編集

おおいなる時間
劇中ではわずかしか登場しない言葉だが、これこそがこの物語の根幹、帝国軍が侵略を行う理由であり、最終目標である。
劇中における時間、空間、次元を表す概念で、この3つこそが世界を運行させている。ドラッグオンドラグーンの世界は、この3つが、封印の力により安定した状態で存在している、箱庭のような世界である。
時間と空間はそれぞれの世界に個別に存在しているが、次元は平行して存在する別の世界も共有している。そのため、あるエンディングではカイムたちの世界とともに崩壊しようとしていた、同じ次元に存在する別世界が舞台となった。
封印
世界を安定させるシステムのこと。三箇所の「場所」に施された封印と、最終封印とも呼ばれる、「人」に施された封印である女神が存在する。封印が全て崩壊すれば世界は正しい運行を停止し、それをきっかけに神が施した様々な世界崩壊の機能が発動する。
女神
いかなる時代にも必ず一人だけ存在する、封印を施された存在。体のどこかに「オシルシ」と呼ばれる螺旋状の文様がある。文様が刻まれる場所は様々で、封印の負荷により激痛を引き起こす。そのため、女神は一様に短命である。女神は神官たちにより事実上の幽閉状態にされ、唯一、神官長とだけ会話を交わすことができる。
神官職
国家や宗教など、いかなる団体からも独立した封印守護のためだけの役職。特定の神に仕えているわけではない。実際に封印を守護しているのはエルフやフェアリーなどであり、神官の役目は現女神の守護と次なる女神の選定である。
より優良な種のみを選定するためのドラゴンの存在や、女神以外の封印が他の種族に委ねられていることから、古来から人々は「神が失敗作の人類を滅ぼしたがっている」と考えていた。その「神の計画」を阻止するため、人類滅亡のスイッチでもある封印を守護する神官職が制定された。
連合軍
正式名称は反帝国諸国連合。帝国がその脅威を表してから結成された、帝国に反する周辺諸国の軍。もともと、帝国が現れる前は領地を巡る争いが絶えず、さらには傭兵なども加わっていてほとんど寄せ集めという状態。それでも増大し続ける帝国の戦力には敵わず、物語の開始時には女神の城まで侵攻されていた。その後も各地で劣勢が続いている。
帝国
帝国と言う呼び名は連合軍が暫定的に決めた通称で、特定の国を指しているわけではなく、国家の要素を何一つ持たないただの戦闘集団である。帝国軍を構成するのは大部分が人間で、他にも好戦的な亜人種のほか、高潔で人間に与することはないと言われていたドラゴンも参加している。また、当時の文化レベルを遥かに超える技術で様々な兵器を開発、空中要塞も建造した。彼らはひたすらに破壊と殺戮を行うのみで、目的は全ての封印崩壊による世界の破壊と再生である。
天使の教会
「天使を語ってはならない。天使を描いてはならない。天使を書いてはならない。天使を彫ってはならない。天使を歌ってはならない。天使の名を呼んではならない。」という教義を掲げ、信仰対象の一切の記録、伝承を禁じる宗教団体。帝国軍の人間は全員が天使の教会信者であり、「赤い目」という特徴がある。彼らは自主的に何かをすることはなく、司教と呼ばれる指導者の命令に諾々と従うのみである。
赤い目
帝国軍の全員に共通する特徴。ある種の伝染病で、痛覚の鈍磨、判断力の低下、目標のみを捉える偏った集中力など、従順で強力な兵士を作るために都合のいい症状が現れる。感染経路や潜伏期間は不明。
このウィルスを破ったのはフリアエの死という強い精神的ショックを受けたイウヴァルトだけだった。
再生の卵
一般的には、全ての封印が崩壊した後、世界を救うための神の恩恵であると言われている。しかし、歴史上この再生の卵が出現したという記録は無く、それは出現していたとしても記録が残らなかったということであり、つまり封印が崩壊すれば世界は崩壊するしかない、というのが神官たちの見解である。
名前の通り、世界を再生させるため、既存の世界を浄化する機能を持った卵状の物体である。この卵に入れば人間は助かると言われていたが、アンヘルが「断頭台」と呼んだ通り、この卵に入った生物は何らかの干渉を受け、人類を滅ぼすための存在に変えられてしまう。劇中ではフリアエの亡骸が入れられて翼と触手を持つ化け物となり、他の卵からも同じ姿のフリアエの偽物が現われ、空を埋め尽くした。
なお、同じ世界観であるニーアにも同様のものが存在していたらしい。
司教マナの死亡をきっかけに出現した。巨大な赤ん坊の姿をしており、声も喃語しか発さない。飛行能力を持ち、口から光弾を放つ、ドラゴンの皮膚を食い破るなど、高い戦闘能力を持つ。また生物(作中ではエルフ)を食べる事により「母体」と呼ばれるひときわ巨大で乳房のある成人の敵に変化する。これは「おおいなる時間」を歪め世界を崩壊させる力を持つ。

テンプレート:ネタバレ終了

音楽 編集

クラシック音楽をアレンジしたものがBGMに使われている。

なお、EDリストにはストラヴィンスキーの「春の祭典」がなく、代わりにリムスキー・コルサコフが誤って2度記載されている。

サウンドトラックについて
2003年にマーベラスエンターテイメントからVol.1と2の2枚が発売された。一部未収録BGMがあるとされる。また、ゲーム未使用BGMが収録されている。絶版となっていたが、2011年4月20日に2枚組で再版された。
主題歌「尽きる」は、コンポーザー佐野信義個人のCDにも収録されている。(佐野電磁名義)

スタッフ 編集

小説版 編集

出典 編集

外部リンク 編集

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