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ファイナルファンタジーシリーズ
200px
ジャンル RPG
開発元 スクウェア・エニックス
発売元 スクウェア・エニックス
主な製作者 坂口博信
1作目 ファイナルファンタジー
1987年12月18日
最新作 ファイナルファンタジーIV コンプリートコレクション
2011年3月24日
公式サイト 公式サイト

ファイナルファンタジーシリーズテンプレート:Lang、略称:FFシリーズ)は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)が開発するテレビゲームシリーズ作品。ジャンルはRPGCGアニメアニメでも展開されている。

概要 編集

1987年に発売された『ファイナルファンタジー』を第1作とする日本製のRPGシリーズ。派生作品を含め様々な世界観を持った作品が数多く発売されており、シリーズ全タイトルの世界累計出荷本数は9,600万本以上[1](2010年3月時点)を数える。幅広いファン層を持ち、歌手の加山雄三ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊も、本シリーズのファンであると公言している[2]

名称・略称について 編集

ファイナルファンタジーシリーズの「ファイナル」は、第1作『ファイナルファンタジー』制作当時、それまでのスクウェアの業績が芳しくなく、制作者たちの間でもおそらく最後の作品になるであろうという[注:「これでだめなら最後だ」という全力投入の意識のニュアンスもあると記憶します]意味を含めて付けられた名称である[3]。しかし、思いがけずヒットし、『ファイナルファンタジー』は同社の看板作品となった。その後は、ファイナルには「究極」という意味も持たせているテンプレート:要出典。 「ファイナルファンタジー」の略称は、主に「FF」(エフエフ)もしくは「ファイファン[4]。このように、本シリーズの略称については、現在でもユーザー間で必ずしも統一されてはおらず、しばしば論争の種となっている[4]

初代『ファイナルファンタジー』にも携わったゲームクリエイターの河津秋敏によれば、『ファイナルファンタジー』というタイトルはもともと「FF」(エフエフ)という略称を想定して名づけられたもの、とのことである[5]。実際に雑誌や攻略本などの出版物でも、スクウェア(当時)が監修を行ったものに関しては当初から「FF」ないし「F.F」が統一表記となっている。ただし、表記はともかく発音については長い間不明瞭[6]だったこともあり、前述のように多様な略称がユーザー間で使用されていた。とくに、1980年代後半~1990年代初頭においては、「FF」はファイナルファンタジーシリーズだけではなく、カプコンから発売された『ファイナルファイト』シリーズを指すことも多く、これと区別する為に「ファイファン」と呼ばれたという背景があるテンプレート:要出典

なお、TVCMの一部には「エフエフ」とアナウンスされているものがある。ソニー・コンピュータエンタテインメントの『トバルNo.1』や2003年のPS2本体のCM『春の新色』、デジキューブの『ファイナルファンタジーIX』、バンダイの『ワンダースワンカラー』及び同機種の『ファイナルファンタジー』がある。

日本のゲーム市場における立場 編集

FFシリーズが直接的に市場に与えた影響としては、日本における据え置き型テレビゲームの機種の世代交代の牽引が挙げられる。

これまでFFシリーズでは、当時の「次世代ハード」にプラットフォームを移して初の登場となる『ファイナルファンタジーIV』(スーパーファミコン)と『ファイナルファンタジーVII』(プレイステーション)、『ファイナルファンタジーX』(プレイステーション2)が発売されると同時に、それぞれのハードが爆発的な普及をするという、言わば起爆剤のような役割を果たしていた。その後、各社がこれに追随しソフト市場全体が活性化する、という流れの繰り返しを見せている。特に、1996年の「『FFVII』をプレイステーションで開発する」というスクウェアの発表は、当時3社(ソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーション、セガセガサターン、任天堂のNINTENDO64)がいずれも突破口を見出せず拮抗していたゲーム市場において、プレイステーションを当時の据え置き型ハード市場の勝利者とする大きなきっかけになった。一方でスクウェアと任天堂との確執を呼び、スクウェアは任天堂ハードからの撤退を余儀なくされ、2003年にエニックスと合併するまでの7年間、任天堂ハードでのニュータイトルリリースはなかった。以降の経緯については#販売についてを参照。

また、ゲーム内での表現において、常に革新的な技術を導入することでゲーム業界全体に与えた影響も大きい。PS版『FFVII』からはゲーム内にムービーが導入され、以降の各作品は発売当時の映像制作技術としてはいずれも最先端の技術を誇っていた。このことによって、大容量や高画質を前面に出して売りにするという据え置き型ゲーム機第5世代の方向性の一つを決定付けることとなった。

ただし、同時にファイナルファンタジーシリーズは「発売時期において最大規模の大作」であることが前提とされるようになり、開発費の高騰などを招くという自身に対しての負の側面も生み出している。詳しくは#シリーズ作品の特徴を参照。

音楽面においても、第1作から作曲を担当していた植松伸夫の存在は、ゲーム音楽界で非常に大きいウエイトを占めており、2005年には米国Time紙において「現代の音楽における革新者のひとり」として紹介されている。ただし、下記のように、近年の作品において同氏は関わる機会が減りつつある。

ドラゴンクエストシリーズでは社会問題を考え、発売日が土曜日に設定されているが、ファイナルファンタジーシリーズでは特別そのような配慮はされていない。

ドラゴンクエストとの関係 編集

家庭用ゲーム機向けRPGとして先に人気を博したのは、登場の早かった『ドラゴンクエスト』である。同シリーズは、日本初の家庭用ゲーム機向けRPG作品であり、そのインパクトと影響は大きく、ファイナルファンタジーシリーズの生みの親である坂口博信はそのビジネス的成功を見て、「ファミコンでもRPGが作れると気づいた」と語っている。また、石井浩一も坂口が「ドラクエのようなRPGを作りたかった」と話していた、と述べている[7]。『ドラゴンクエスト』に遅れをとる形になったファイナルファンタジーシリーズの第1作は「ドラクエの亜種」と評価されることもあり、評価が固まらなかった。しかしその後、両シリーズは「競争」しながら独自の路線を確立していくことになり、両者は「2大RPG」と呼ばれるまでに成長する[8]

本シリーズの日本におけるソフト累計販売本数は、『FFVII』と『FFVIII』においてトリプルミリオンを続けて記録していたが、『FFIX』以降は作品によっては販売本数を減らしている。(ただし、『FFIX』ではソフト発売前に情報規制があり、雑誌等での宣伝機会を失ったために前2作ほど売れなかった、という見方もある。詳しくは『FFIX』の項目を参照。)これに対し、ドラゴンクエストシリーズは『DQVII』で400万本の大台を叩き出した後も、『DQVIII』でトリプルミリオン、『DQIX』ではシリーズ最高の415万本を達成している(ただし、DQの「一番売れているハードで売る」というコンセプトに対し、FFは「FFで新しいハードの普及率を伸ばす」というコンセプトとなっているほか、発売周期もDQよりも短いため、単純に比較することはできない)。なお、DQの全世界累計売上のほとんどが日本国内の売上であるためか、世界市場での出荷本数ではファイナルファンタジーシリーズの方が大幅に上回っている。また、世界的な市場別での販売本数を見た場合は、タイトル(開発チーム)によって売り上げが大きく異なる傾向も見られる(例として、日本国内ではシリーズ内で売れた部類に入る『FFIX』の販売本数が、北米では『FFX-2』よりも下である)。

2003年4月1日、ファイナルファンタジーシリーズの発売元であるスクウェアとドラゴンクエストシリーズの発売元であるエニックスが合併。2004年12月に発売された『ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートSpecial』では両シリーズのキャラクターが共演し、2社合併の象徴ともいえる存在となった。

このような歩み寄りは見られるものの、それぞれのシリーズの独立性は失われることなく保たれている。2009年12月下旬現在において、ドラゴンクエストシリーズの最新作となる『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』がニンテンドーDSで発売された一方で、ファイナルファンタジーシリーズは『ファイナルファンタジーXIII』がプレイステーション3で発売されており、両者の明確な路線の違いを見て取ることができる。

販売について 編集

第1作『FFI』から第6作『FFVI』までは、一貫して任天堂の据え置きゲーム機(ファミリーコンピュータスーパーファミコン)向けにソフトが開発・販売されていた。しかし『FFVII』以降は、2009年現在に発表されている最新作『FFXIII』も含めて、ソニー・コンピュータエンタテインメントのゲーム機であるプレイステーションシリーズ向けソフトとして開発・販売されている。

『FFVII』をプレイステーションで開発したことをきっかけに、それまでハードウェアを供給し続けてきた任天堂とスクウェアは険悪な関係となった。これは、大容量のメディアを採用したハードを求めていたスクウェアの開発姿勢と任天堂の方針が大きく食い違っていた事が原因であった、と後のインタビューでは語られている(そのためスーパーファミコンの末期のスクウェアタイトルは、ソフトの発売スケジュールが全て繰り上げられた)。詳細はスクウェア・エニックス#任天堂との関係を参照のこと。

これ以後、長らくスクウェアは任天堂のハードでFFシリーズを開発することはなかった。その中で、携帯ゲーム機市場においてスクウェアは大きな苦戦を強いられることとなる。2000年以降、スクウェアはFFシリーズのスピンオフ作品である『はたらくチョコボ』を皮切りにバンダイの携帯ゲーム機であるワンダースワンに参入し、その後FFシリーズ初のリメイク作品をリリース。しかし、携帯ゲーム機市場における任天堂のゲームボーイシリーズの圧倒的優位は揺るぐことがなく、ワンダースワン自体が短命ハードとして市場から姿を消していった。

だが、映画事業の失敗に伴い、代表取締役社長が和田洋一に交代、方針転換してからは関係が改善し、ゲームボーイアドバンス用ソフトとして外伝的作品『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』や『チョコボランド』などがリリースされる。その後、スクウェアエニックスの合併を経て、ゲームキューブ用ソフト『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』が発売。任天堂ハードでの新作FFとしてシリーズ化され、現在に至っている。

また、2004年からはナンバリングタイトルの移植・リメイク作品が任天堂の携帯ゲーム機向けに発売されるようになった。同年7月には『FFI・IIアドバンス』を発売。2005年10月には『FFIV アドバンス』のゲームボーイアドバンスでの発売を発表すると共に "Finest FANTASY for ADVANCE" というキャッチフレーズで「携帯機完全移植計画」を開始。ゲームボーイアドバンス向けには2006年10月に『FFV』、同年11月に『FFVI』の移植版が、ニンテンドーDS向けには2006年8月に『FFIII』、2007年12月に『FFIV』のリメイク版が発売された。

なお、ナンバリングタイトルのうち、MMORPGである『FFXI』はPS2、Winの他にXbox360版も後にリリースされているほか、携帯電話アプリとして『FFI』『FFII』『FFIV』の移植版や、『FFIV』の続編などがリリースされている。その他、現在までの傾向として、1つのハードでナンバリングタイトル(オリジナル版)は最大3作までリリースされている。

シリーズ作品の一覧 編集

テンプレート:コンピュータゲームの新製品 特に注意書きがない場合、ジャンルは全てRPGである。「インターナショナル」の付いたタイトルは日本国外版に追加要素を施した作品で、声優を起用している作品は北米版の声優がボイスを担当している。

2003年4月1日以降発売のソフトは、スクウェア・エニックスより開発・販売されている。ただし一部販売会社が異なり、『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』は任天堂が販売している。

ナンバリング(番号付け)がされたメインタイトル以外にも、『タクティクス』シリーズや『クリスタルクロニクル』シリーズなど、独自にシリーズ展開されている外伝作品が複数存在する。

本編作品 編集

ファイナルファンタジー (FC・1987年12月18日, MSX2, WSC, PS, i, EZ, S!, PSP, VC, PS3/PSP(ゲームアーカイブス), iPhoneiPod touch
シリーズ第1作。冒頭で主人公4人を任意のジョブに就かせることができる。冒険を進めることで上級ジョブへのクラスチェンジが可能。
MSX2版はマイクロキャビンが移植・販売。PSP版は「ファイナルファンタジー生誕20周年企画」の一つであり、後述のGBA版『FFI・IIアドバンス』をベースとしている。VC版はリメイクではなく、オリジナルであるFC版とほぼ同一の内容。
ファイナルファンタジーII (FC・1988年12月17日, WSC, PS, i, EZ, S!, PSP, VC, PS3/PSP(ゲームアーカイブス), iPhone/iPod touch)
前作とは異なり、レベルや経験値ではなく、熟練度による成長システムを採用した異色作。冒険を進める過程でパーティメンバーが入れ替わるのも特徴。
PSP版は『FFI』と同じく「ファイナルファンタジー生誕20周年企画」の1つであり、後述のGBA版『FFI・IIアドバンス』をベースとしている。
ファイナルファンタジーI・II (FC)
ニューファミコンとのタイアップ作品。FC版の『FFI』と『FFII』をほぼそのまま1本のカセットに収録している。
ファイナルファンタジーI・II アドバンス (GBA)
『FFI』と『FFII』をリメイクし1本のカセットに収録している。『FFI』にはエクストラダンジョン「Soul of Chaos」を、『FFII』には新シナリオ「Soul of Re-Birth」が追加された。
ファイナルファンタジーIII (FC・1990年4月27日, DS, VC,iPhone/iPod touch)
『FFI』のクラスチェンジシステムを発展させたジョブチェンジシステムが登場した。これにより状況に合わせて自由にジョブを変えることが可能となった。また、召喚魔法が初登場。シリーズ最後のFC版でもある。
DS版は3D化・ゲームバランスの見直しなどをはじめとして、大幅なアレンジが施されている(DS版『FFIII』を参照)。
ファイナルファンタジーIV (SFC・1991年7月19日, PS, WSC, DS, VC, i, EZ, S!)
SFCでは初のFFシリーズ。アクティブタイムバトルシステムが搭載された。
北米ではSNES版が『Final Fantasy II』として発売されていたが、後の移植版では日本と同じ『IV』に統一された。
DS版は、前作であるDS版『FFIII』と同様に3D化・ゲームバランスの見直しに加え、一部のイベントに声優によるボイスが付けられた。難易度は非常に高くなっている。
ファイナルファンタジーIV イージータイプ (SFC)
SFC版『FFIV』の簡易版として発売された。難易度を下げる調整が行われ、一部の不具合の修正、ゲーム中の用語をわかりやすいものに置き換えるなどの措置がなされている。『FFII』としてリリースされた北米SNES版の仕様もこのタイトルに準じたものである。
ファイナルファンタジーIV アドバンス (GBA)
ファイナルファンタジーIV コンプリートコレクション (PSP) ※
後述の『FFIV ジ・アフターイヤーズ -月の帰還-』とのセット作品。
続編作品は#本編の続編・派生作品の節を参照。
ファイナルファンタジーV (SFC・1992年12月6日, PS, VC, PS3/PSP(ゲームアーカイブス))
『FFIII』のジョブチェンジシステムを先鋭化させたジョブシステムが特徴。各ジョブ固有のアビリティが増え、特定のジョブは別のジョブのアビリティをつけることができ、細かいカスタマイズが可能となった。
ファイナルファンタジーV アドバンス (GBA)
ファイナルファンタジーVI (SFC・1994年4月2日, PS, VC, PS3/PSP(ゲームアーカイブス))
前作までのファンタジーな世界観から一変し、近代的な機械文明を取り入れたものになっている。クリスタルが登場しなくなった最初の作品であり、シリーズ最後のSFC版でもある。
北米ではSNES版が『Final Fantasy III』として発売されていたが、後の移植版では日本と同じ『VI』に統一された。
ファイナルファンタジーVI アドバンス (GBA)
ファイナルファンタジーコレクション (PS)
PS版『FFIV』『FFV』『FFVI』の同梱パッケージ。
ファイナルファンタジーVII (PS・1997年1月31日, Win)
PSでは初のFFシリーズ。グラフィックはこれまでの2Dドット絵ではなく3DCGを使用したものとなり、プリレンダリングによるCGムービーも使用されている。また、キャラクターデザインが野村哲也に変更された。
Win版は英語版のみが発売された。日本でも発売されたがメッセージなどは英語のまま。
ファイナルファンタジーVII インターナショナル (PS, PS3/PSP(ゲームアーカイブス))
北米版をベースにバランス調整を行い、新イベントを追加したもの。メッセージなどは日本語になっている。
派生作品は#コンピレーション・オブ・ファイナルファンタジーVIIの節を参照。
ファイナルファンタジーVIII (PS・1999年2月11日, Win, PS3/PSP(ゲームアーカイブス))
『FFVII』に続き、野村哲也がキャラクターデザインを務めた。グラフィックがより緻密になり、世界観も現代的になった。
魔法を装備する、「ドロー」の概念、敵の強さがプレイヤーキャラのレベルで変化する、など斬新な要素が多く盛り込まれた。また、カードゲームが新しく導入された。
ファイナルファンタジーIX (PS・2000年7月7日, PS3/PSP(ゲームアーカイブス))
「原点回帰」がテーマとなり、攻略情報の制限やデフォルメ頭身の復活が行われた。プレイステーション2並みの品質を誇るグラフィックが特徴。
武器・防具などからアビリティを習得する「アビリティ抽出システム」が採用された。古典的ファンタジーを想起させる牧歌的な雰囲気、人間ではないプレイヤーキャラが多いなど独自の世界観を持つ。シリーズ最後のPS版でもある。
ファイナルファンタジーX (PS2・2001年7月19日
PS2では初のFFシリーズ。シリーズでは初めてキャラクターボイスが採用された。
ファイナルファンタジーX インターナショナル (PS2)
北米版をベースにバランス調整、新イベントを追加したもの。英語ボイス・日本語字幕となり、以降のインターナショナル版もこの仕様が標準となる。同梱されたDVD『THE OTHER SIDE OF FINAL FANTASY 2』にはエンディング後のシナリオ「永遠のナギ節」(日本語)が収録されている。
続編作品は#本編の続編・派生作品の節を参照。
ファイナルファンタジーXI (PS2・2002年5月16日, Win, Xbox360)
シリーズ初のオンライン専用ソフト。MMORPGとなっている。
  • 拡張データディスク第1弾「ジラートの幻影」
  • 拡張データディスク第2弾「プロマシアの呪縛」
  • 拡張データディスク第3弾「アトルガンの秘宝」
  • 拡張データディスク第4弾「アルタナの神兵」
ファイナルファンタジーXII (PS2・2006年3月16日
前作『FFXI』の流れを汲み、フィールドと戦闘が一体化したシームレスバトルを採用している。シリーズ最後のPS2版でもある。
ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム (PS2)
北米版をベースにしつつ、新たに北米版にはなかった新システム「ゾディアックジョブシステム」などを搭載し、バランス調整、新イベントを追加したもの。このため、従来の北米版とは大きく仕様が異なる。
派生作品は#本編の続編・派生作品の節を参照。
ファイナルファンタジーXIII (PS3・2009年12月17日, Xbox360)
PS3での初のFFシリーズとなる。Xbox360版の無印は北米・欧州でのみ発売。
ファイナルファンタジーXIII アルティメット ヒッツ インターナショナル (Xbox360)
北米Xbox360版をベースにバランス調整を行い、「イージーモード」などを追加したもの。廉価版「アルティメットヒッツ」として登場。
同プロジェクトの作品は#ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジーの節を参照。なお、これらの作品も外伝のような位置づけではない(後述)。
ファイナルファンタジーXIV (Win・2010年9月30日, PS3・未定) ※
オンライン専用ソフトとしてはシリーズ2作目。『FFXI』同様、MMORPGとなっている。Windows版は2010年9月22日に先行してログイン可能な特別版「コレクターズエディション」が発売され、同月30日に正式サービス開始と共に「初回限定版」が発売となり、シリーズで初めてWindows版が初出となる。

本編の続編・派生作品 編集

ゲームではない映像作品は#メディアミックスの節を参照。

ファイナルファンタジーX-2 (PS2・2003年3月13日
『FFX』の直接の続編。テレビゲームのFFシリーズでは、世界観を直接引き継いだ初めての続編タイトルとなった。
ファイナルファンタジーX-2 インターナショナル+ラストミッション (PS2)
北米版をベースにバランス調整を行い、新イベントを追加したもの。さらに、ゲームシステムを一新した追加シナリオ「ラストミッション」が収録されている。
ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング (DS・2007年4月26日
『ファイナルファンタジーXII』の派生作品であると同時に、開発プロジェクト「イヴァリースアライアンス」にも含まれる。
ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還- (i, EZ, S!)
『FFIV』の続編。前作の登場人物であるセシルとローザの息子、セオドアを主人公とする。ゲームシステムや画面はスーパーファミコン版『FFIV』のものがベース。章区切りで個別に配信が行われている。
ファイナルファンタジーIV ジ・アフターイヤーズ -月の帰還- (Wiiウェアダウンロード専用)
上記の移植版。同じくシナリオ別に配信が行われているが、一部の章が統合されている。

コンピレーション・オブ・ファイナルファンタジーVII 編集

『ファイナルファンタジーVII』の関連作品群に与えられた括り。「*」印はそれのサブ的な括り「リバース オブ コンピレーション」下の作品である。映像作品である『FFVIIAC』は#メディアミックスの節を参照。

ファイナルファンタジーVII#COMPILATION of FINAL FANTASY VIIの項目も参照。

ビフォア クライシス ファイナルファンタジーVII (i, EZ*, S!*)
略称『BCFFVII』。携帯電話のネットワーク機能を使った「ネットワークアクションRPG」。iアプリ版はFOMA900i以降専用。
ファイナルファンタジーVII スノーボーディング(i)
『FFVII』のミニゲームをアプリとして独立させたもの。通常は有料だが、『BCFFVII』登録会員なら無料でプレイできる。2005年に北米で最初に配信され、2008年11月10日に日本のiアプリでも配信が開始された。
ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII (PS2・2006年1月26日
略称『DCFFVII』。「ガンアクションRPG」と題されたサードパーソン・シューティングゲーム (TPS) 。オンラインにも対応していたが、不採算によりサービスは早期終了している。
アルティメットヒッツ ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII インターナショナル (PS2)
廉価版「アルティメットヒッツ」で初登場。システムに大幅な再調整が加えられている。
ダージュ オブ ケルベロス ロスト エピソード ファイナルファンタジーVII* (i)
アクションRPG。
クライシス コア ファイナルファンタジーVII (PSP・2007年9月13日
略称『CCFFVII』アクションRPG。

ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジー 編集

『ファイナルファンタジーXIII』を始めとする作品群のプロジェクト。

開発スタッフの野村哲也によれば「『アギトXIII(零式の旧名)』も『ヴェルサスXIII』も外伝のような位置づけではなく、それぞれが『XIII』」であり、「名前は単に無印の『XIII』と区別するためのもの」[9]である。

『FFXIII』を含めた作品群はファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジーと総称され、今後もこのプロジェクトに属するタイトルが発売される可能性が示唆されている[10]

ファイナルファンタジー零式 (PSP) ※
当初は対応機種として携帯電話が発表されていたが、2008年にPSP版の開発が発表された。当初の発表では『ファイナルファンタジー アギトXIII』というタイトルだった。
ファイナルファンタジーXIII-2 (PS3, Xbox360) ※
『FFXIII』の直接の続編。
ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII (PS3) ※
『FFXIII』と対をなすもうひとつの作品。操作形態はアクションRPG仕様になる予定。

イヴァリースシリーズ 編集

架空世界「イヴァリース」を舞台とした作品群。メインタイトルの『ファイナルファンタジーXII』およびその派生作品『FFXII レヴァナント・ウイング』もイヴァリースシリーズに数えられる。

「*」印は開発プロジェクト「イヴァリースアライアンス」下での作品である(上記の『FFXII RW』もこれに含まれる)。FFシリーズに含まれない作品については#イヴァリース関連作品の節も参照。

タクティクスシリーズ 編集

シミュレーションRPGシリーズ。略称『FFT』シリーズ。

ファイナルファンタジータクティクス (PS・1997年6月20日, PS3/PSP(ゲームアーカイブス))
ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争* (PSP)
『FFT』のリメイク作品。
ファイナルファンタジータクティクスアドバンス (GBA・2003年2月14日
メインタイトルの移植作品である『- アドバンス』シリーズとは異なり、新規に作られたGBAオリジナル作品である。略称『FFTA』。
ファイナルファンタジータクティクス A2 封穴のグリモア* (DS・2007年10月25日
『FFTA』の続編。

クリスタルクロニクルシリーズ 編集

クリスタルを巡る、過去から未来への壮大な話を綴ったRPGシリーズ。主に任天堂ハード向けのFF作品。略称『FFCC』シリーズ。アクションRPGであることが多いが、一部の作品はジャンルが異なる。

ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルシリーズの項目も参照。

ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル (GC・2003年8月8日
複数人(最大4人)でのプレイに対応している。ゲームボーイアドバンスをコントローラーとして使用することにより、テレビ画面に加えゲームボーイアドバンスの画面にもゲームプレイの情報が得られる。一人プレイでは通常のコントローラーを使う。なお、販売は任天堂が行っている。
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト (DS・2007年8月23日
GC版を正統進化させたもの。複数人のプレイに対応しているが、一人プレイに重点を置いている。
小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルWiiウェアダウンロード専用)
ジャンルは国造りRPG。GC版『FFCC』で瘴気が消えた後の話。Wiiウェアでダウンロード販売がされる。
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイム (DS, Wii・2009年1月29日
『リング・オブ・フェイト』の続編。DS版とWii版が同時に発売され、相互に連携する世界初のタイトル。
光と闇の姫君と世界征服の塔 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル (Wiiウェアダウンロード専用)
ジャンルは世界征服RPG。『小さな王様と約束の国』の直接の続編で、同じくダウンロード販売。
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー (Wii・2009年11月12日)
ジャンルはアトラクションアドベンチャー。GC版『FFCC』とは異なり、複数人のプレイはできない。ストーリーに重点を置き、メインシリーズの雰囲気に近い位置付けがなされる。

チョコボシリーズ 編集

チョコボを中心にしたスピンオフシリーズ。FFシリーズ本編と同様、それぞれの作品のストーリーに関連はない。

チョコボ#チョコボが主体のゲームの項目も参照。

チョコボの不思議なダンジョンシリーズ 編集

ローグライクゲームシリーズ。チュンソフトの『不思議のダンジョン』シリーズをベースとしている。

チョコボの不思議なダンジョン (PS・1997年12月23日, PS3/PSP(ゲームアーカイブス))
チョコボシリーズ第1作。
チョコボの不思議なダンジョン for ワンダースワン (WS)
チョコボの不思議なダンジョン2 (PS・1998年12月23日, PS3/PSP(ゲームアーカイブス))
チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮 (Wii・2007年12月13日
シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+ (DS)
Wii版をベースに追加要素を足した移植作品。

その他のチョコボシリーズ 編集

おでかけチョコボRPGポケットステーション、Win)
PS版『ファイナルファンタジーVIII』内でダウンロードできるミニゲーム。後にWindows版『FFVIII』と連動したデスクトップゲームとしても移植された。
チョコボレーシングシリーズ
チョコボレーシング 〜幻界へのロード〜 (PS・1999年3月18日, PS3/PSP(ゲームアーカイブス))
レースゲーム
チョコボレーシング 3D(仮題) (3DS)
チョコボスタリオン (PS・1999年12月22日, PS3/PSP(ゲームアーカイブス))
チョコボを使った『ダービースタリオン』風の育成シミュレーションゲーム。
チョコボコレクション (PS)
チョコボ10周年記念作品。オリジナルタイトル『ダイスDEチョコボ』と、既発売の『チョコボレーシング 〜幻界へのロード〜』、『チョコボスタリオン』を同梱したパッケージ。
ダイスDEチョコボ (PS, PS3/PSP(ゲームアーカイブス))
ボードゲーム。同梱パッケージ『チョコボコレクション』のオリジナルタイトルであり、単品発売はされていなかった。後に、ゲームアーカイブスでPS3とPSP向けに単体で配信された。
はたらくチョコボ (WS・2000年9月21日)
開拓シミュレーション。
チョコボランド (GBA・2002年12月13日)
『チョコボコレクション』に収録された『ダイスDEチョコボ』のリメイク作品。
どこでもチョコボ (i)
mova Dシリーズにプリインストールされたミニゲーム。
チョコボdeモバイル (EZ, i)
ミニゲーム集。
チョコボと魔法の絵本シリーズ
チョコボと魔法の絵本 (DS・2006年12月14日)
アドベンチャーゲーム。カードゲーム「ポップアップデュエル」での対戦も行える。
チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と5人の勇者 (DS・2008年12月11日)
『魔法の絵本』の続編。
チョコボパニック (iPad)
パーティゲーム。
チョコボとクリスタルの塔(携帯電話・2010年6月29日)
ソーシャルゲーム型の基本無料の育成RPG。GREEにてサービス提供。プレイヤーはチョコボのブリーダーとなり、チョコボの世話をして育て、塔を冒険しお宝を集める。
Chocobo's Crystal Tower(PC・2010年11月2日)
Facebookにてサービス提供。上記のPCブラウザゲーム版にあたり、グラフィックやシステムなどが異なっている。

その他の派生作品 編集

上記の他、以下の派生作品もリリースされている。

聖剣伝説 〜ファイナルファンタジー外伝〜 (GB・1991年6月28日, S!, i, EZ)
アクションRPG。派生シリーズとして『聖剣伝説』シリーズがある。
ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト (SFC・1993年9月10日, VC)
北米向けに発売された『FF Mystic Quest』を翻訳逆輸入したもの。
テトラマスターFrom FINALFANTASY IX (PS2・2002年5月16日, Win)
『FFIX』のミニゲームであるカードゲームを元にした作品。『FFXI』、同梱パッケージ、『FFXIオールインパック2006』、『フロントミッションオンライン』に同梱されている。
いただきストリートシリーズ
ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートSpecial (PS2・2004年12月22日
ボードゲーム『いただきストリート』シリーズの特別版。FFシリーズのキャラクター達がドラゴンクエストシリーズのキャラクターと共に登場する。
ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートポータブル (PSP・2006年5月25日)
PS2版の続編。登場キャラクターやマップがPS2版から変更された。
ファイナルファンタジー in いただきストリート MOBILE(i, EZ・2010年7月1日)
これまでと異なりFFキャラクターのみが登場する作品。登場キャラクターはPS2版とPSP版の両方から選ばれており、新たに『FFXIII』のライトニングも参戦。徐々にキャラクターやマップが追加配信されている。
ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリート MOBILE(i, EZ・2011年2月3日)
上記のバージョンアップ移行作品。前作のキャラクターとマップをそのまま引き継ぎ、さらにPS2版・PSP版と同様にドラゴンクエストシリーズのキャラクターも追加される。
ディシディアシリーズ
ディシディア ファイナルファンタジー (PSP・2008年12月18日
FFシリーズ誕生20周年記念作品。「ドラマチック プログレッシブ アクション」と称する1対1の対戦アクションゲーム。歴代FFシリーズから選ばれたキャラクター達が対決する。
ディシディア ファイナルファンタジー ユニバーサル チューニング (PSP)
北米版をベースにバランス調整を施し、新イベントを追加したもの。
ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー (PSP・2011年3月3日
『ディシディアFF』の続編。
光の4戦士 -ファイナルファンタジー外伝- (DS・2009年10月29日
「古き良き時代のRPGを最新技術で創り出す」ことをコンセプトに作られた作品。
ファイナルファンタジー レジェンズ 光と闇の戦士 (i・2010年9月6日, EZ)
携帯電話向けに展開する作品。『FFIV TA』同様、章区切りで個別に配信が行われている。

メディアミックス 編集

ファイナルファンタジー外伝 (雑誌『6年の学習』・1993年
RPG風ストーリーの後半を考えて応募する「RPG原作コンクール」において、坂口博信が前半を書いて提供した。挿絵は赤石沢貴士。ストーリーはクリスタルの欠片を持つ光の4戦士が戦うという#シリーズ作品の特徴を踏襲したものになっている。主人公の名前はメイア。前半は1993年4月号に掲載され、後半は大賞作品が1993年9月号に掲載された。
ファイナルファンタジーOVA1994年
アニメ作品。『FFV』の200年後の世界という設定。
ファイナルファンタジー映画2001年
フルCGアニメを使用した映画作品。
FF:U 〜ファイナルファンタジー:アンリミテッド〜テレビアニメ・2001年)
テレビ放映されたアニメ作品。
ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレンOVA2005年9月14日
フルCGアニメ作品。略称『FFVIIAC』。『FFVII』の続編で、「コンピレーション・オブ・ファイナルファンタジーVII」の1つに数えられる。ゲームではなく、映像作品として登場した。ソニー・ピクチャーズより販売されている。
ラストオーダー ファイナルファンタジーVII (OVA・2005年9月14日)
『FFVII AC』限定BOX「ADVENT PIECES: LIMITED」に付属されたOVA。
ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート (OVA・2009年4月16日
Blu-ray Discで発売。初回版にはPS3版『FFXIII』の体験版と『FFヴェルサスXIII』『FFアギトXIII』のトレイラー映像を収録した特典ディスクが付属し、PS3本体との同梱セットも発売された。
ファイナルファンタジー・トレーディングカードゲーム (TCG・2011年2月25日
ホビージャパンより発売。FFシリーズのキャラクターが多数登場するトレーディングカードゲーム[11]

関連作品 編集

以下はFFシリーズには含まれないが、FFシリーズとの関連性が深い、もしくはFFシリーズからのゲストキャラクターが登場した作品である。PSで発売された作品の一部は、後にPS3およびPSPのゲームアーカイブスで配信されているが、記載は省略する。

FFシリーズではない作品のうち、「イヴァリースシリーズ」関連のものは#イヴァリース関連作品の節を参照。

Sa・Gaシリーズ (GB)
GB版の3部作である『魔界塔士 Sa・Ga』、『Sa・Ga2 秘宝伝説』、『時空の覇者 Sa・Ga3』は、日本国外ではシリーズ名称が "Final Fantasy Legend" となっていたため、FFシリーズの派生作品に属するとされる事がある。また、アイテムや魔法の名前、グラフィックなどにもFFシリーズと共通する要素が見られる。なお、『ロマンシング サ・ガ』以降のサガシリーズは完全に独立しており、これらはFFシリーズの派生作品とはされていない。
クロノ・トリガー (SFC, PS, DS)
FFシリーズとドラゴンクエストシリーズのスタッフが結集した「ドリームプロジェクト」によるRPG。バトルシステム「ATB Ver.2」や魔法・アイテムの名前など、FFシリーズと共通する要素が多い。
トバルNo.1 (PS)
対戦型格闘ゲーム。初回版のみ『FFVII』の体験版ディスクが付属していた。
トバル2 (PS)
対戦型格闘ゲーム。チョコボがゲストキャラクターとして登場しているほか、初回版のみ『FFVII』のイメージビデオが付属していた。
ゼノギアス (PS)
『FFVII』の複数あったストーリー原案のうち、廃案になったうちの1つを別のタイトルとしたRPG。このためこの作品は「裏FFVII」と呼ばれている。ただし、世界観はFFシリーズとは全く異なる。なお、『FFVII』の作中で主人公のクラウドが「百億の 鏡のかけら 小さな灯火 とらわれた 天使の歌声 ゼノギアス…」とつぶやくシーンがあった。また、劇中に登場する「ロニ・ファティマ」と「レネ・ファティマ」の関係と名前の由来は『FFVI』に登場するフィガロ兄弟からきている。
エアガイツ (AC, PS)
オリジナルキャラクターを使用した対戦型格闘ゲームアーケード版では『FFVII』のクラウドとティファが、PS版ではアーケード版に登場するキャラクターに加えヴィンセント、ユフィ、セフィロスザックスがゲストで登場する。
ブレイヴフェンサー 武蔵伝 (PS)
アクションRPG。初回版のみ『FFVIII』の体験版ディスクが付属していた。
キングダム ハーツ シリーズ (PS2, GBA, DS, PSP, i)
ディズニーのキャラクターを使ったスクウェア(スクウェア・エニックス)のRPG。FFシリーズのキャラクターが多数登場するほか、魔法・アイテムの名前などがFFシリーズと同じものが多い。
マリオバスケ 3on3 (DS)
バスケットボールスポーツゲーム。任天堂とスクウェア・エニックスの共同開発で、モーグリサボテンダーなどがゲストキャラクターとしてマリオシリーズのキャラクターと共演している。両社の共同開発は1996年の『スーパーマリオRPG』以来10年ぶりとなった。
ポップアップデュエル オンライン(PC)
FFシリーズの召喚獣のカードを使った基本無料のオンライン対戦カードバトル。『チョコボと魔法の絵本』や『時忘れの迷宮』に収録されていた同名のカードゲームを元に独立させた作品。
エルアーク (i, EZ, S!)
ソーシャルゲーム型の基本無料のオンラインRPG。モバゲータウンにてサービス提供。期間限定でFFシリーズ新作などを基にした限定衣装アイテムなどの無料配布が何度か行われている。
LORD of VERMILION II(AC)
オンライン対戦型トレーディングカードゲーム。『FFIV』・『VI』・『XI』からのゲストキャラクターが使い魔として登場。
ナイツ オブ クリスタル (i, EZ, S!, PC)
ソーシャルゲーム型の基本無料のファンタジーバトルRPG。携帯電話ではGREEにてサービス提供、PCではFacebookにて『Knights of the Crystals(英語)』としてサービス提供。ゲームシステムは『Mafia Wars』や『怪盗ロワイヤル』などと同様の形式。キャラクターデザインを『FFTA』や『FFXIIRW』の伊藤龍馬が担当し、通貨のギルやジョブ名、ボスの召喚獣などにFFシリーズと同様の用語が多く使われている。
MARIO SPORTS MIX (Wii)
マリオシリーズのキャラクターが4種目の球技に挑戦するスポーツゲーム。『マリオバスケ 3on3』と同じく任天堂とスクウェア・エニックスの共同開発。『マリオバスケ 3on3』にも登場したゲストキャラクター達に加え、ドラゴンクエストシリーズからスライムも参戦している。
ザ・サード バースデイ (PSP)
アクションRPG。主人公アヤ・ブレアのコスチュームの1つに『FFXIII』の主人公ライトニングを模したものが収録されるほか、UMD版の初回特典として『DDFF』のライトニングが逆にアヤを模したコスチュームを使用可能になるプロダクトコードや、『FF-TCG』のプロモーションカードが付属する。

この他、「スクウェア・エニックス メンバーズ」の公式サイト内のゲームゾーンで配信されている無料カジュアルゲームとして、『チョコボのゲームハウス』、『Dive II Hunt ソルベの大冒険』、『リディアと宿題100問できるかな?』などFFシリーズのキャラクターを使用したミニゲームが複数作品配信されている。

イヴァリース関連作品 編集

FFシリーズには含まれないが、「イヴァリースシリーズ」と同じ世界観を共有している。

ベイグラントストーリー (PS)
ロールプレイング・アドベンチャー。
クリスタル ガーディアンズ/ディフェンダーズシリーズ
『FFTA2』の汎用キャラクターを使用したタワーディフェンス系シミュレーションゲームのシリーズ。
クリスタル ガーディアンズW1/W2/W3(i, S!, EZ)
スクウェア・エニックスの携帯電話向けサイト「ファイナルファンタジーモバイル」で配信された。配置ユニットとして『FFTA2』のジョブキャラクターを使用し、登場するステージ名も『FFTA2』の地名と同じもの。難易度やマップの異なる『W1』『W2』『W3』の3作品がリリースされている。
クリスタル・ディフェンダーズ (iPod, iPhone/iPod touch, Xbox360(XBLA), PS3(PSN), iPad
タイトルは変更されているが、上記の移植版。Xbox 360版はXbox Live Arcade、PS3版はPlayStation Networkでのダウンロード販売。iPod版は『W1』と『W2』のみ、iPhone版とXbox 360版とPS3版は『W1』『W2』『W3』を全て収録している。
クリスタル・ディフェンダーズR1/R2 (Wiiウェアダウンロード専用)
Wiiウェアとしてダウンロード販売。Wii版のみ『ガーディアンズ』の移植ではなく、クリスタルを守るためにモーグリの若者が仲間を集める新シリーズの『R1』『R2』を展開し、『W』シリーズとは異なる独自のマップとなっている。
クリスタル・ディフェンダーズ ヴァンガード・ストーム (iPhone/iPod touch)
システムを一新した作品。

シリーズ作品の特徴 編集

シリーズ作品の中では共通の世界観として、あらゆる力の源である「クリスタル」を中心とする世界が描かれる事が多い。「クリスタル」にあたる位置に『FFVI』の「魔石」や『FFVII』の「マテリア」などがあてられる場合もあるが、その基本的な役割に大きな変更はない。ただ、『FFVI』以降に発売された作品では「クリスタルを中心とした世界」の枠にとらわれず、作品ごとに多彩な世界が描かれる傾向にある。

ドラゴンクエストシリーズなどとは異なりナンバリングタイトル同士の直接的な物語のつながりはなく、聖剣伝説・FFTなどの外伝も続編として作られたものではない。『FFI』‐『FFIII』‐『FFV』間や、『FFII』‐『FFIV』間、『FFVII』‐『FFX』間、『FFIII』‐『FFXI』間のように間接的なつながりを暗示するものもあるが、これらにおいても、あくまで古い作品のストーリーは新しいものの中で伝説・逸話として語られるにとどまっている。

ただし一部の人物名、キーワード、デザインの中には、シリーズ共通のものもあり、シド(人名)、飛空艇チョコボビッグス&ウェッジギルガメッシュポーション、ギル(通貨単位)などは代表的な例である。シドは老人、中年、青年と、作品ごとに容貌や役回りは異なるが飛空艇発明家として登場することが多い。ほか、ほぼ全作品にバハムートと呼ばれる屈強な竜が登場するが、本来竜ではないこの神話的幻獣を、日本で竜のイメージとして定着させたのはこの作品によるところが大きい。

近年では『FFX』と『FFX-2』のように、同じ世界を使用した続編を製作する流れがあり、"COMPILATION of FINAL FANTASY VII"や「イヴァリースアライアンス」"FABULA NOVA CRYSTALLIS FINAL FANTASY XIII"と共通の世界観を持つ作品群を複数発表している。『FFXII』と「イヴァリースアライアンス」のひとつである『FFXII RW』は、主人公を同じとする続編として登場した。

ハード環境の進展に応じて、ATB(アクティブタイムバトル)アビリティシステムなど、常に新たなシステムを試みている。これは小改良のみで基本的なシステムの変更が無いドラゴンクエストシリーズなどとは異なる特徴である。また、美麗かつ大規模なグラフィック、映画のようなストーリー演出と、徐々に広がる世界のスケールの壮大さも本シリーズの魅力である。積極的にムービーやボイスを利用する演出も他の大作RPGシリーズとは異なる。しかし一方で、プレイヤーのストーリー進行の自由度が失われているという閉鎖的な見方もある。

一般的なゲーム制作はゲームエンジンありきで行われることが多いが、FFシリーズはそれぞれの作品に応じて新規にゲームエンジンを作るスタイルを採用している。SFC版の『FFIV』以降は全て異なるゲームエンジンを使ってゲームを制作してきた。しかし、この方式では1作品ごとに新しいゲームエンジンを作ることになり開発費の高騰につながるため、ゲームエンジンをシリーズ内において共通化することが今後の課題となっていた。2007年にFFシリーズのための開発ツールとして「Crystal Tools」(クリスタルツールズ)が開発され、『FFXIII』『FFVSXIII』『FFXIV』で使用されている。

『チョコボの不思議なダンジョン』や『チョコボスタリオン』など、FFシリーズならではの“世界観”と他会社のソフトの“既存のシステム”を応用して製作される外伝作品も多い。

ゲームシステム 編集

コンピュータRPGとしては、主人公とその仲間を操作して、モンスターとの戦闘を繰り返し経験値やそれに類するポイントを蓄積してパワーアップし、徐々に行動範囲を広げていき最終的に架空世界の危機を救う、といった典型的なものである。しかし、新作を出すたびにその時代における革新的なシステムを提示している。

成長システム 編集

基本的にレベルを上げることで成長するが、「ジョブ」・「スフィア」といった要素のポイントを貯め、アビリティを習得していくことが中心になっている作品もある。作品ごとの独自のシステムについては、各作品のシステムの節を参照。

レベル制
『FFII』『FFX』『FFXIII』以外で採用されている。経験値をためることによってレベルを上げるシステム。これを上げればキャラクターは強くなる。
基本的にレベル制では、戦闘で得られる経験値から、戦闘終了時点での戦闘可能状態の人数で経験値を分配するシステムとなっている。
ただし『FFVIII』では、戦闘で得られる経験値を戦闘終了時点で戦闘可能なキャラに均等に分配した上で、敵にトドメを刺したキャラにはボーナス値を与えるシステムになっている。
また『FFXI』では敵とキャラクターのレベルの比較により経験値が決定され、キャラクターに比べて敵が弱くなるにつれ経験値が減り、あまりに弱い敵からは経験値が入らなくなる。『FFXII』においても、キャラクターが強くなると徐々に弱い敵から得られる経験値が減る傾向がある。
例外的に『VIII』では敵のレベルも上がる。
ジョブチェンジシステム
『FFIII』『FFV』『FFタクティクスシリーズ』『FFX-2』『FFXI』『チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮』で登場する。ジョブ(職業)に転職(変身)することで固有の特殊技能を使用できるようになったり、能力値が変化したりする。登場ジョブは各シリーズによって様々である。
熟練度システム
『FFII』に登場する成長システム。総合的な経験値およびレベルを廃し、キャラクターの戦い方や行動の内容によって熟練度が蓄積され、使った各魔法や武器、盾のレベルが別個に成長するというもの。同様に各ステータスの上昇(下降)も行動内容に依存する。厳密に言えば熟練度システムではないが、スキルシステムとして『FFXI』に同様の物が存在する。
アビリティシステム
ジョブ固有の能力、ないし特殊な能力をプレイヤーの好みに合わせて装着・解除できるシステム。
魔石システム
『FFVI』に登場する「魔石」を使用したシステム。魔石を装備することにより、それに対応した召喚獣の召喚、および魔石固有に設定された魔法の習得が可能となる。また、一部の魔石はキャラクターのステータス成長にも関与する。
マテリアシステム
『FFVII』に登場する「マテリア」を使用したシステム。マテリアごとに固有のアビリティが設定されており、マテリアを武器や防具の空きスロットに装着することによってその能力を引き出すことが可能となる。また、マテリアは戦闘を重ねることで成長する。
ジャンクションシステム
『FFVIII』に登場するGF(ガーディアン・フォース)を使用する成長システム。魔法を敵キャラから「ドロー」というコマンドで入手、もしくはアイテムから精製するなどして作り、それを力や魔力などの各パラメータに装着することによってキャラを強化する。
装備アビリティシステム
アクセサリシステムの発展型。レベルアップの成長をカスタマイズしたり、装備に存在するアビリティを習得するシステム。『FFIX』の項目を参照。
スフィアシステム
『FFX』に登場する「スフィア」を使用した成長システム。スフィア盤という巨大な双六盤のようなボードの上を、戦闘で稼いだスフィアレベルを消費しながら進んでいく。各コマには力を上げたり魔法を習得したりと、様々な効果が設定されているので、それに対応したスフィアを使ってアビリティを入手していく。
ライセンスシステム
『FFXII』に登場する成長システム。魔法や装備は、たとえ所持していてもそれに対応するライセンスを持っていないと使用・装備ができない。そこでこのライセンスボードを使ってライセンスを習得し、キャラを成長させていく。基本的にはスフィア盤に似ているが、こちらは近接するコマに進むまではどこに何のアビリティがあるのかが見えないため、手探りで進んでいかなければならない。

戦闘 編集

本シリーズの戦闘シーンは、ドラゴンクエストシリーズなどに代表されるプレイヤー視点の形式と対照的に、『FFVI』までの2D作品では、プレイヤーサイドと敵サイドが向かい合い、その様子を横から眺めるという「サイドビュー形式」、『FFVII』以降の3D作品ではカメラアングルがめまぐるしく変化しながら戦闘の様子が映し出される形式となっている。

『FFXI』『FFXII』以外はエンカウント制が採用されており、通常はあらかじめ設定されたエンカウント率に従ってバトルが発生する(いわゆるボス戦闘など、エンカウント率とは無関係に発生するバトルを除く)。なお、一部の作品においては装備によってエンカウント率を下げることも可能である。

各キャラクターは打撃や魔法など、様々な手段で戦闘を進めていく。魔法についての詳細はファイナルファンタジーの魔法形態の項目を参照のこと。代表的な戦闘システムおよび戦闘に関する概要は以下を参照。

ターン制
第1作『FFI』~『FFIII』で採用。味方が全員コマンドを入力すると「1ターン」が始まり、おおむね「すばやさ」の高い順に行動する。
ATB(アクティブ・タイム・バトル)
『FFIV』~『FFIX』、『FFX-2』で採用。時間経過によって敵味方ともにゲージが溜まってゆき、そのゲージが溜まった者から行動を決定・開始できるというシステム。ファイナルファンタジーシリーズの戦闘の顔ともいえる。なお、ATBは当時業界初の新システムで、スクウェア(現スクウェア・エニックス)は特許(特許第2794230号)を取得している。かつてシステムは特許の対象外とされていたが、ソフトウェア関連発明の保護が重要視される状況にスクウェアが敏速に対応したと言える。
CTB(カウント・タイム・バトル)
『FFX』で登場した独自のシステム。詳しくは『FFX』を参照。
RTB(リアル・タイム・バトル)
『FFXI』で登場。入力コマンドが即時に行動に反映される。ただし魔法などには効果発動までに「詠唱時間」、再び使えるようになるまでの「再詠唱可能時間」(待機時間)が存在する。
ADB(アクティブ・ディメンション・バトル)
『FFXII』で登場。フィールド画面(移動画面)と戦闘画面とが一体化している。詳しくは『FFXII』を参照。
敗北条件
味方全員が戦闘不能及び石化、ゾンビになる、など。
勝利条件
敵モンスターの全滅及び特定の敵を撃破すること。作品によっては特定の条件を満たすことによって勝利と判定されるような場面も存在する。
隊列
『FFI』~『FFIX』で採用。『FFI』は並び順で「上」にいるキャラクターの方が攻撃を受けやすいという方式だったが、『FFII』~『FFVII』、『FFIX』では前列と後列の概念が採用されている。後列は前列に比べて敵からの物理攻撃ダメージが減少するが、近距離武器での敵に対する物理攻撃ダメージも同様に減少する(例外として、『FFII』では弓以外では敵に対しての物理攻撃が不可能になる)。また、魔法・弓などの一部の武器は隊列に関係なく攻撃できる。大抵の作品では敵にも当てはまり、奥にいる敵には物理攻撃ダメージが減少する。

基本用語 編集

作品に関連して頻繁に登場する用語で、独自の意味を持つもの。

クリスタル
不思議な力を持つ結晶。世界中のありとあらゆるものを支える存在になっている。
ギル
通貨単位。
ポーション
HPを回復するアイテム。上位に「ハイポーション」「エクスポーション」等がある。2006年にサントリーが「ファイナルファンタジーXII ポーション」として商品化し、以降もたびたび「ポーション」の名が付けられた飲み物が実際に商品化されている。
エーテル
MPを回復するアイテム。上位に「エーテルドライ」や「ハイエーテル」がある。
エリクサー
一人のHP・MPを完全回復するアイテム。この効果を味方全体に及ぼす「ラストエリクサー」もある。『FFII』では「エリクシャー」という表記だが効果は同じ。ただし『FFXI』のみ効果が低くHP、MP共に最大値の4分の1しか回復せず、ハイエリクサーで半分回復し、ラストエリクサーで初めて全回復する(使用者のみ)。
飛空艇
はるか上空を高速で移動する乗り物。実在する飛行艇と名前は似ているが別物。
シド
FFシリーズを通して登場するキャラクターの名前。『FFII』から登場している。各作品で設定は違うものの、なんらかの形で主人公達に協力または敵対し、飛空艇に関わる事が多い。時にはプレイヤーキャラクターであったり、敵として戦うボスキャラクターである事もある。シドがプレイヤーキャラクターである作品は、『FFIV』『FFVII』『FFタクティクス』。『FFI』の原作には登場していなかったが、GBA版『FFI・IIアドバンス』やPSP版『FFI』では、村人の話の中で天空人「ルフェイン人」の先祖だとされている。
ハイウインド(ハイウィンド)
『FFII』『FFIV』『FFV』『FFVII』に登場するキャラクターの名前。空にちなむキャラクターに付けられていることが多い。『FFVII』では飛空艇の名前でもある。ゲーム中では登場しないものの、設定として付けられているキャラクターもいる。なお、シリーズによって「イ」か「ィ」で表記ゆれがある。
チョコボ
『FFII』から登場した、大型の鳥のような生き物。移動に利用できる。独特の体臭をもち、「クエッ」と鳴く(『FFV』以降)。さまざまな形で人間と共存しており、FFシリーズのマスコット的存在となっている。チョコボが主に活躍するスピンオフ作品については#チョコボシリーズの節を参照。
モーグリ
『FFIII』から登場した、小型の白い生き物。「クポー!」と鳴き(FC版『FFIII』を除く)、作品によっては人間の言葉をしゃべる。人目を避け隠れ住む場合がほとんどだが、『FFIX』や、『FFXI』、『FFXII』などでは、世界規模の独自の文化を形成し人間と共存する。
ジョブ
特殊な能力を持つ職業のこと。FFシリーズにおいてはキャラクタークラスの意味で使用されている。『FFI』『FFIII』『FFV』『FFXI』に登場するほか、『FFXII』ではインターナショナル版に追加されている。同義に『FFX-2』のドレスがある。また『FFIV』『FFVI』のメニュー画面では、キャラクターごとにそれぞれ「肩書き」が表示されるが、こちらもジョブとほぼ同義のものである。例「戦士」「黒魔道士」など。同名のジョブであっても作品によって扱いが大きく異なる場合もある。
アビリティ
何らかの方法で習得した特殊な能力や技。自分自身の装備枠の許す限り設定しておける。
たたかう
いわゆる「打撃」のこと。武器または素手で攻撃する。最も基本的なコマンドと言える。シリーズやジョブによってはアビリティとしてセットや取り外しが可能な場合もある。
召喚獣
召喚士がアビリティで「召喚」することによって現れる強大な存在。人、獣、竜などさまざまな形状で現れ、通常の魔法では得られない絶大な効果を発揮することが多い。
戦闘不能
HPが0である状態。倒れてしまい、行動することができなくなる状態。FC版『III』までは当時の多くのRPG同様、この状態を「死亡」と表現していたが、『FFIV』以降は物語中の死亡と区別するためこの表現に変更された。システム的には「死亡」とほぼ同じ。
セーブポイント
『FFIV』以降に登場する。フィールドマップ以外でプレイ経過を記録したり、テントを張って休息したりできる地点である。基本的には特殊な結界・物質であることが多いが、『FFIX』ではモーグリがこの役割を代行している。『FFX』や『FFXII』では触れるだけで状態異常やHP・MPが全回復する。なお、オンラインゲームである『FFXI』にはセーブポイントは存在せず、替わりに戦闘不能時やデジョンなどの魔法を使用した際に戻ることができるホームポイントが存在する。
ラグナロク
北欧神話の「神々の黄昏」を意味する、

主なスタッフ 編集

  • 坂口博信 - FFシリーズの生みの親。歴代作品のプロデューサー・ディレクターなどを数多く務める。
  • 植松伸夫 - FFシリーズのBGMの作曲を手がける。『FFI』~『FFX』まではメインコンポーザー。『FFXI』の一部、『FFXII』の挿入歌を担当。
  • 天野喜孝 - 『FFVI』までと『FFIX』のキャラクターデザイン、全作品のイメージイラストなど。
  • 田中弘道 - 『FFI』~『FFIII』のゲームデザイン、『FFXI』『FFXIV』のプロデューサーなど。
  • 渋谷員子 - 『FFI』~『FFVI』のグラフィック、『FFIV』『FFV』のパッケージイラストなど。
  • 寺田憲史 - 『FFI』~『FFIII』のシナリオライター。
  • ナーシャ・ジベリ - 『FFI』~『FFIII』のメインプログラマー。
  • 石井浩一 - 『FFI』の企画コンセプト、『FFII』のゲームデザイン、『FFIII』のジョブデザイン、設定など。サイドビュー戦闘画面の発案者。チョコボとモーグリの生みの親。
  • 伊藤裕之 - FFシリーズのゲームデザイナー。ATB、アビリティ、アクセサリシステム等の生みの親。
  • 河津秋敏 - 『FFI』『FFII』ゲームデザイン、『FFCC』プロデューサーなど。
  • 北瀬佳範 - 『FFVI』~『FFVIII』のディレクター。『X』、『XIII』のプロデューサーなど。
  • 野村哲也 - モンスター・キャラクターデザイン、ディレクターなど。
  • 野島一成 - 『FFVII』、『FFVIII』、『FFX』、『FFXIII』のシナリオライター。

主なモンスター 編集

第1作から『XIII』までの13作品のうち、過半数である7作品以上に登場しているもの(五十音順)。多くのキャラクターの名前がギリシャ神話聖書童話、各宗教などから引用されているが、姿は必ずしも引用元と一致しない。

タイトルロゴ 編集

タイトルロゴは『FFIV』から統一したスタイルを採用している。ほぼ同一の書体のアルファベットで書かれたタイトルの背後にイラストが配置される。イラストは、各タイトルのテーマを暗示するものが多い。『FFI』、『FFII』、『FFIII』のリメイク版でもこの統一ロゴが使用されている。

『FFIV』はDSのリメイク版でロゴが変更となった。『FFI』、『FFII』のPSPリメイク版のロゴはイラストのモデル自体は同じだが、新たに描き起こされている(初公開された時点では『FFXII』のような巨大なイラストだったが、発売直前に自重した大きさのロゴが新規に設定された)。

FC版の『FFI』のロゴは「ファイナルファンタジー」とカタカナで書かれたもので、フォントもまったく異なっている。『FFII』、『FFIII』ではアルファベットをデザイン化した独自のロゴが使用され、こちらも現在のフォーマットとは大きく異なる。タイトルロゴの背後にイラストも配置されていない。『FFI』~『FFIV』では、ゲーム中に表示されるタイトルは商品パッケージのロゴとは別のデザインが使用されている。また、FFTシリーズのタイトルロゴもFFシリーズのものとはフォーマットが異なる。

下記は、統一ロゴの一覧。

作品名(略称) タイトルイラスト デザイナー
FFI(WSC版、PS版)光の戦士のひとり天野喜孝
FFI(PSP版)
FFII(WSC版、PS版)パラメキア皇帝
FFII(PSP版)
FFIII(DS版)光の戦士のひとり
FFIVカイン
FFIV(DS版)ゴルベーザ
FFV飛竜
FFVI魔導アーマーに乗るティナ
FFVIIメテオ
FFVIII抱き合うリノアとスコール
FFIXクリスタル
FFXユウナ、シン
FFX-2ユウナ、リュック、パイン
FFXI冒険者(群像)
FFXIIジャッジ・ガブラス
FFXIIIパルスに落ちたコクーン
FFヴェルサスXIII眠る人物
FF零式人差し指を合わせようとするふたりの人物[12]
FABULA NOVA CRYSTALLIS有翼の人物
FFXIV武器を持つ冒険者達
FFVII ACメテオとフェンリル(オートバイ)の車輪を合わせたもの直良有祐
BC FFVIIふたりのタークス(人物はキャリアによって異なる)野村哲也
DC FFVIIケルベロスの頭部
CC FFVII晴れ空
FFXII RW飛空艇と有翼の人物を合わせたもの上国料勇
DFF調和の女神コスモスと混沌の神(FFI)のカオス天野喜孝
FFTジョブキャラクター(複数人)吉田明彦
FFT 獅子戦争
FFTAジャッジ伊藤龍馬
FFTA2 封穴のグリモア吉田明彦
FFCCミルラの樹板鼻利幸
FFCC RoFユーリィとチェリンカ(イラストは極めて右側に配置)
背景はシングルプレイヤーモードの登場キャラクターたち
小さな王様と約束の国 FFCC城と城下町(イラストは極めて右側に配置)
FFCCの表記は小さく副題が大きい
  • "FABULA NOVA CRYSTALLIS"は作品名ではなく開発プロジェクトの名称であるが、統一ロゴを使用している。
  • リメイク版でオリジナル版とは異なるデザインのロゴを使用しているのは以下の通り:
    • WSC版、PS版、PSP版『ファイナルファンタジー』
    • WSC版、PS版、PSP版『ファイナルファンタジーII』
    • DS版『ファイナルファンタジーIII』
    • DS版『ファイナルファンタジーIV』
    • 『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』

主人公の名前 編集

本シリーズでは、初代『FFI』など一部の作品を除き、基本的に1作品につき1人の主人公が存在するが、各作品ごとに年齢も性格も生い立ちも異なる。ドラゴンクエストシリーズの主人公と異なり、多くの作品においてデフォルトの名前が設定されており、『FFXII』『FFXIII』などを除くほとんどの作品においてはプレイヤーが名前を変更することも可能である。なお、FC版『FFII』およびSFC版『FFV』では、ゲーム内の名前入力画面では設定上のデフォルト名が入力されておらず、空欄になっている。

以下ではゲーム中に表示される名前を主に記載し、設定上の名字などは省略する。デフォルト名が存在しない主人公キャラクターの場合は括弧内に設定上の役柄などを記載する。

メインタイトル

『FFVII』以降のシリーズでは、一部の主人公の名前が天候を意識した名前となっている。『FFVII』のクラウドは英語、『FFVIII』のスコールは英語で熱帯地方における大雨を伴う突風、『FFX』のティーダは沖縄県の方言で太陽、『FFXII』のヴァンはフランス語を意味する「vent」に由来、『FFXIII』のライトニングは英語で、『FFヴェルサスXIII』のノクティスはラテン語という意になっている。また、『FFIX』のジタンはサンスクリット語という意味。

外伝・外伝的タイトル

他の作品からの影響とパロディ 編集

飛空艇
ドラえもん のび太の大魔境』に登場する飛行船。造形が似ているだけでなく、『FFIV』ではまったく同じドリルタイプのバリエーションが登場している。
召喚獣
半熟英雄』のエッグモンスター。当時はモンスターが味方になるというのは画期的だと言われていた。この設定をFFに輸入したのが召喚獣のルーツである。
ミッドガル
SF映画『ブレードランナー』の影響を受けたとスタッフが語っている。
ダークナイト、ゴルベーザ、ジャッジ、(少し遠い意味で)シン
SF映画『スターウォーズ』シリーズのダースベイダー。仮面の下の正体が実は身内というパターンが守られている。
ビッグス&ウェッジ
SF映画『スターウォーズ』シリーズのデススターに突入する戦闘機部隊で主人公のルークと共に行動する傍役の名前を使用している。
トロの剣
ドラゴンクエストシリーズに登場するロトの剣のもじり。スクウェアとエニックスが合併した事によって可能となったもの。

関連項目 編集

テンプレート:Commonscat

脚注 編集

テンプレート:脚注ヘルプ

  1. http://release.square-enix.com/news/j/2010/03/9mcgbgo17.html
  2. 小柴昌俊先生はゲーム好き
  3. "Vol.21 ファイナルファンタジー". ヒット商品を支えた知的財産権. 日本弁理士会. 2010-05-25 閲覧。
  4. 4.0 4.1 テンプレート:Cite news
  5. 社長が訊く『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー』 - 『ファイファン』と呼ばれて - Wii.com JP
  6. ただし、1990年代初頭にNTT出版が行っていたテレフォンサービス「スクウェアブランド・インフォメーションサービス」(後に「スクウェアソフト・インフォメーションサービス」)内で制作スタッフ(植松伸夫など)は「エフエフ」と発音していた。
  7. 週刊ファミ通2月29日増刊号特別付録『ファイナルファンタジー』生誕20周年記念冊子 FINAL FANTASY Festa! Files クリエーターインタビューより
  8. 藤井大児「『ファイナル・ファンタジー』の誕生-株式会社スクウェアによる家庭用ゲーム・ソフト開発の事例-」(岡山大学経済学会雑誌、36巻1号)57頁以下参照
  9. ファミ通.com (2008年6月30日). "開発者に直撃インタビュー『ディシディア ファイナルファンタジー』". 2009年1月27日 閲覧。
  10. GAME Watch (2006年5月24日). "スクウェア・エニックス、2006年3月期決算説明会を開催 「『FABULA NOVA CRYSTALLIS』ではさらにゲームが発売される可能性がある」". 2009年1月27日 閲覧。
  11. Final Fantasy TCG Site - スクウェア・エニックス
  12. 『FFアギトXIII』から『FF零式』へのタイトル変更と共に、イラストの色彩も変わっている。

外部リンク 編集

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